いま、思うこと。
投稿が久しぶりになってしまいました。
SNS、何か一つ続けるのが精一杯みたいで、すぐに偏ります。
何事もバランスが大切で、ビジョンが見えないと迷子になります。
そんな時に、
「アリス」はやって来ました。
お人形は卒業して随分経つけど、ビスクドールにはずっと憧れていました。
パリで最後まで迷い、あの日連れて帰りたかった旧いフランス人形や、
ブルーキャスケットの人形に囲まれた部屋では、不思議な気持ちになりました。
迷ってばかりの私が、高価な人形を迷う事無く手にしたのは
その奥に道があることを予感していたのだと思うのです。
まだ少女の頃、
朝起きると、クリスマスにはベッドに大きなリボンのカラフルな包装紙に包まれたプレゼントが置かれ、壁に吊るした靴下にはお菓子のブーツが入っていて、妹と見せ合って喜んでいました。その時の、包みを開ける時のドキドキは、どのドキドキとも違っていました。
私にもサンタが来てくれた。
いい子にしてたから、ご褒美にちゃんと欲しいものをくれた。
それは最高に幸せでした。
書きながら、納得していますが・・・・
その毎年のプレゼントの中で、大人になった今も
一番印象に残っているのが「くるみ割り人形」でした。
きっと何か、
ルーツのような記憶なのかもしれません。
その感覚を「アリス」が呼び覚ましてくれました。
子供心を擽るような、「オモチャ」を手にした優越感の様なもの。
一刻も早く包みを開けたい気持ちとか、胸に大事に抱え小走りになって。
カメラや車でもそれに似た感覚を覚えるのですが、高級品とは違う
チープなパッケージにワクワクするのです。子供に還る感覚で。
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